ごあいさつGREETINGS FROM CEO

再生医療元年 代表取締役社長 橋本せつ子

2018年の決算短信の発表にあたって
- 再生医療の事業化に向けて -
代表取締役社長 橋本 せつ子

2019年2月15日に当社の2018年12月期の決算短信を発表いたしました。


お蔭様で当社創業以来、初めて黒字化を達成することができました。これには2017年に契約を締結した台湾のメタテック社からの売り上げが大きく貢献しました。これまで辛抱強く見守ってくださった株主の皆様のご支援の賜物と感謝に堪えません。ありがとうございました。

2016年8月に開始した食道再生上皮シートの治験は患者さんの観察を終え、試験結果の解析を行いました。その結果、今回の治験では食道再生上皮シートの安全性は確認されましたが、有効性を十分に証明するにはいたりませんでした。PMDA(医薬品医療機器総合機構)からは追加の臨床試験を実施することを求められています。一方で、治験を実施することによって初めて得られた知見も多くありました。今回の治験を実施した結果、改めてこの製品は患者の皆さまにお届けすべきものであると再認識もいたしました。こうした想い、経験を次の治験計画に生かしていきたいと考えています。当社は一日も早くこの治療法を患者さんに提供できるようPMDAと協議を重ね、引き続き開発を続けてまいります。

また、軟骨再生シートにつきましては東海大学医学部付属病院が申請していた先進医療が2019年1月に承認され、大学病院で治療の開始に向けた準備が進められています。先進医療で用いられる軟骨再生シートの製造は当社が受託いたします。東海大学の佐藤正人教授の長年の研究の成果がようやく治療へ実を結ぶことになり、大変うれしく思います。

再生医療の一日も早い実現、事業化に向けてセルシード社員一同引き続き努力を続けていく所存です。これからも当社の活動にご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 

橋本 せつ子