ごあいさつGREETINGS FROM CEO

再生医療元年 代表取締役社長 橋本せつ子

2018年の取り組み
- 細胞シート再生医療の事業化と黒字化に向けて -
代表取締役社長 橋本 せつ子

2018年は当社設立から18年目の事業年度となりました。2017年に当社の「食道再生上皮シート」が「先駆け審査指定制度」(※)に
基づき、「先駆け審査指定品目」の指定を受けました。この絶好の機会を利用して国内での開発を加速させ、2019年の販売承認を目指してまいります。

変形性膝関節症を適応症とする「軟骨再生シート」については、共同研究先である東海大学における先進医療の実施(現在準備中)を
受けて、当社が「細胞シート」の受託製造を行う事業を開始する見込みとなっており、当社細胞培養センターは、特定細胞加工物製造許可を取得し準備を進めております。

「細胞シート」の受託製造を進める一方で、再生医療等製品の研究開発過程における各種受託サービスを提供する環境も整いました。
当社のこれまでの経験を踏まえ、2014年施行、「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」の下、再生医療等製品開発のご支援を開始しております。

2017年末には、細胞培養器材の新製品であるフラスコタイプの超低付着性細胞培養器材「HydroCellフラスコ」を発表しました。
国内外での各種細胞培養器材の販売を積極的に拡大してまいります。

海外企業との事業提携として、2017年に台湾のMetaTech (AP) Inc.社へ細胞シート再生医療事業(食道再生上皮シート・軟骨再生シート)の台湾での独占的な開発・製造・販売権を付与しました。以来、同社による台湾での細胞シート事業化活動は順調に進捗しております。今後、日本発の再生医療の基盤技術である「細胞シート工学」の世界展開のため、さらに海外企業との事業提携を推進してまいります。

こうした状況を受けて2018−2020年中期経営計画では2018年12月期の収益の拡大、黒字化計画を発表しました。

細胞シート再生医療製品を一人でも多くの患者さんに一日も早く届けるべく、社員一同引き続き邁進してまいりますので、
皆様のご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

※革新的な医薬品等を日本で早期に実用化すべく世界に先駆けて開発され、早期の開発段階で有効性が見込まれる製品を早期実用化のための各種支援を受けることが可能な制度で、審査期間の目標が通常の半分の6か月に短縮することが可能となる。

橋本 せつ子